【資金繰りが苦しい…】そうなる前に早めの対策を

多くの中小企業や個人事業主にとって、資金繰りは経営の生命線です。
黒字でも入金と支払いのタイミング次第でキャッシュが不足し、「資金繰りが苦しい」と感じる瞬間は誰にでも訪れます。
大切なのは、資金ショートしてから慌てるのではなく、余裕のあるうちに手を打つことです。

ここでは、早めに実践できる3つの対策をまとめました。

目次

資金繰り表をつけて「見える化」する

資金繰りが苦しくなる大きな原因は、「現金の流れを把握できていない」ことです。
まずは月ごとの入金・出金予定を一覧にし、将来のおカネの残高を予測できるようにしましょう。

資金繰り表を作成する際は、実績3か月+予定9か月の12か月分作成することをおすすめします。
季節変動や納税など、会社の1年間のおカネの動きを把握することができるからです。

会計ソフトから出力できる資金繰り表よりも、ご自身でExcelなどでオリジナル資金繰り表を作成すると、
より活用しやすくなります。
会計ソフトに付属している資金繰り表は、非常に使い勝手が悪いのです。

資金繰り表を作成することで、おカネの動きが「見える化」されます。
「今は大丈夫」ではなく、将来に備えて「資金繰りが苦しい…」という状況に陥る前に、早めの対策を打つことが大切です。

決算のタイミングで定期メンテナンス

資金繰りは「一度チェックして終わり」ではなく、定期的に見直すことが大切です。
特に決算の時期は、年間を振り返り、おカネの流れを棚卸しする絶好のタイミングです。

決算書を眺めるだけでなく、資金繰り表と照らし合わせて「次年度に向けて改善できる点」を洗い出すことで、先を見据えた資金管理につながります。

また、決算報告のタイミングを融資を申し込むベストなタイミングといえます。
決算書一式と以下の資料を添えて、借入金のメンテナンスをしておくことをおすすめします。

  • 試算表
  • 資金繰り表
  • 借入金一覧表

資金繰り悪化を防ぐために“予防策”をとる

資金繰りの問題は、手遅れになる前にどれだけ備えられるかで大きく変わります。
たとえば、いざという時のために融資枠を確保しておいたり、毎月の固定費を定期的に見直したりすることも立派な予防策です。

さらに、月次で資金繰りをチェックする「おカネの健康診断」を取り入れると、リスクを早めに察知できます。
苦しくなる前に一歩先を読んで行動することで、安心して経営に集中できる環境をつくれます。

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この記事を書いた人

税理士/銀行融資診断士

一般企業の経理・税理士法人での経験を経て、独立。
融資・資金繰りに強い税理士として、銀行目線を踏まえた決算・資金計画で、会社のおカネの不安を減らすサポートをしています。

■著書
→中小企業経営者のための融資超入門(Kindle本)
→資金繰りを考えなくていい会社のつくり方(Kindle本)

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