クラウド会計ソフトは入力してはいけない

クラウド会計ソフトは便利なもの。
銀行口座やクレジットカードを連携することで、
自動化することができます。

ですが、使い方次第では非常に使いにくいと感じることも。
特に、従来の会計ソフトと同じような考え方をされると失敗します。

鍵となるのは以下の3つです。

  • 現金取引を減らす
  • ネットバンキングを利用する
  • Amazonビジネスを利用する

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現金取引を減らす

1つ目は、現金取引を減らすこと。
現金取引は、経理をするうえで非常に手間なステップが多いのです。

例えば商品を買う場合、
「①商品をレジに持っていく」→「②現金を払う」→「③お釣りをもらう」→「④レシートをもらう」→「⑤レシートを見ながら会計ソフトまたはExcelに入力する」という流れになります。

上記のように多くのステップを踏みながら経理をする必要が出てきます。
そのため、極力現金取引を減らす方法を考えましょう。
考えられる方法として以下の2つがあります。

  • クレジットカード
  • その他キャッシュレス決済

場合によっては、これらの決済方法で、先ほどのステップを全て無くすことができます。

ネットバンキングを利用する

クラウド会計ソフトの利用を考えているのであれば、ネットバンキングを利用することが必須と言ってもいいでしょう。
ネットバンキングを利用しなければ、クラウド会計ソフトを利用するメリットがありません。

従来、通帳を見ながら、会計ソフトに利用していたものを、
ネットバンキングと連携することで入力の手間を減らせることが、クラウド会計ソフトのメリットですから。

freeeの連携可能な口座一覧

また、ネットバンキングを利用するだけで、経理全体の効率化にも繋がります。

  • 店頭に行く必要がない
  • 通帳の記帳が不要
  • 手書き不要など

積極的に活用することをおススメします。

Amazonビジネスを利用する

freeeの導入を検討している場合には、Amazonビジネスを利用することをおススメします。

登録には、通常のAmazonのアカウントを作るより時間を要します。
ですが、それ以上のメリットがあります。

無料で登録ができるのはもちろんですが、
商品を割引価格で購入することもできます。

何より、freeeと連携をすることができるのがメリットです。
freeeと連携することで、商品の明細を自動で取り込むことが可能です。

また、インボイス制度の手間も解消してくれます。
連携をすることで電子取引データを自動で保存してくれるのです。

まとめ

経理は売上に直接繋がりません。
そのため、後手になることが多いのです。

ですが、経理をしっかりすることは、会社を守ることになります。
正確な経理をすることで、

  • 経営判断に活用
  • 納税予測に活用
  • 銀行融資に活用

といったメリットを享受することができます。

  • 現金取引を減らす
  • ネットバンキングを利用する
  • Amazonビジネスを利用する

これら3つの事項に積極的に取り組むだけでも、クラウド会計ソフトを上手く活用することができ、
結果的に経理の効率化に繋がります。

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この記事を書いた人

銀行融資支援に強い地方在住税理士

「お金の管理で自分(自社)を守る」
経理・税務だけでなく銀行融資支援や経理業務の効率化に強い税理士。

一般企業で経理職に4年、税理士法人で6年勤務した後、2024年10月1日独立開業。

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